JeNGa

涼宮ハルヒの憂鬱　キョン×長門

その後、キョンくんの呟き。
長門の存在。

かなり短いけどよければどうぞ。

そわそわと彼氏の部活が終わるのを待つそいつも。
中庭で可愛い彼女とご飯を食べるあいつも。
好きな先生と話せて嬉しそうにするこいつも。

全部、本物には見えなくて。



そんな事を思うようになったのは最近の事で、いや気付かされたという方が正しいかもしれない。
幸せな一瞬の一時が楽しい事なんて解っているんだ。
ただ、それを楽しみにして一喜一憂するのに俺はもうほとほと疲れたんだ。


だから俺は長門に会いに行くんだ。
心の安定を得る為に。

それはただの恋心じゃなくて。



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恋に恋しているのは他の誰でもないこの私なんだけど。
ひねもす聞いてると泣きたくなるのさ。
こんなにもまっすぐな恋愛自分に出来るのかってね。